開高 健 食の王様 |
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健康に気を遣って、酒食を制限したわけではないが、過酷な労働条件の中で、「食が細ってしまった」。かつて、昼食で「カツどん大盛り」を頼めたのに、いまや、「盛りそば一杯」になってる。幸い、長家は、噛まないで済むし、ビール以外はお腹にたまらないので、昔どおりだが。 しかし、著者の健啖振りには本当にあこがれる。 フォアグラ、キャビア(後はトリュフ?)に舌つつみを打ちながら、いわ ...>>詳細を見る |
北大路 魯山人 魯山人の食卓 |
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この本は、「グルメ文庫」と題されている。他のレビューでも書いたが、私は、「グルメ」という言葉に嫌悪感を持っている。自分で「グルメ」という人間は、金にあかした似非「食通」という印象があるからだ。金にあかさないまでも、容易に手に入らないものを社会的、もしくは文化的地位に基づいて手に入れて、「めったに食えないものを食べました」では、納得いかない。 北大路 魯山人の地位からすると、ひょっと ...>>詳細を見る |
大久保 義信 戦闘糧食の三ツ星をさがせ!―ミリタリー・グルメ |
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体を張った体験リポートで、著者自身も楽しくやっている感じが伝わってきます。 食べたくなること請合いながら、それが一般にはどうしても手に入らないのが残念です。食は人間にとって、大事なものだと実感します。 次に続編を出すときは、手に入れる方法(あまりないらしいですが・・・。)も書いてあると星5です。>>詳細を見る |
ケンドーコバヤシの関西たまラングルメブック―常連になりたい厳選226軒ガイド |
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吉田 健一 旨いものはうまい |
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このシリーズは「グルメ文庫シリーズ」と帯がつけられているが、私は「グルメ」と聞くと、拒絶反応を持つ方の人間である。 「グルメ」=金にあかせた美食家、もしくは、似非セレブ問う印象があるからだ。 著者は、そうした実体を伴わない、見てくれだけの人間を批判して来た人だから、彼のかく「旨いものはうまい」というのは、既存の概念や先入観、一般的な反応を一度否定した上での評価であると ...>>詳細を見る |
ザ・東京グルメ―足でかせいだ街角の美味全222軒! |
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ピーター・キング グルメ探偵と幻のスパイス |
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今作ではグルメ探偵がスパイスの盗難事件、さらには殺人事件の容疑者になってしまいます。 スパイスを欲しがる人たちが、次から次に接触してくるのでグルメ探偵は大忙しです。その中にはフーマンチューそっくりの博士がいたりして、 遊び心は相変わらずですが、今作ではグルメ探偵が命を狙われたりして、前作よりスピーディーでハラハラドキドキの連続です。 そんな中でもグルメ探偵の食事 ...>>詳細を見る |
全国縦断キモウマ!!ご当地フード―地方発のローカルグルメ全国版選りすぐり |
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様々なローカルフードをビジュアルで紹介している本です。 伝統的なものから、創造的なものまで混ぜこぜですが楽しめます。 掲載されている高知県須崎市の名物「鍋焼きラーメンプリン」を現地で食べましたが、驚くことに、見た目からは想像できないくらいおいしかったです。お取り寄せもできるようなのでおすすめ。 私は「地サイダー紀行」として、神戸・布引礦泉所の「ダイヤレモン」についての取材記事を書 ...>>詳細を見る |
東京焼肉通読本 |
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今 市子 B級グルメ倶楽部 |
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木村為永シリーズの「絶対零度」「ー6m」「灯火をかかげて」の3作品が好きです。 為永のもとに奇妙な荷物が届く、あるはずのないバス停から先輩が消える、誰も居ないはずのクラブ小屋に灯りがともる…。 そこから、為永は恐怖に突き落とされていきます。 頼る相手は、為永のことを好きだという隣の住人かつ同じ大学に通う、木村。 そこから2人は急接近していきます。 < ...>>詳細を見る |