肌に髪に「優しい石けん」手作りレシピ32
はじめて石けんを作る方にはおすすめです! |
初心者の方にも石けんの作り方がわかりやすいように解説されていて、
種類も豊富。いろいろな種類の石けんの作り方や材料をわかりやすく説明しているので、安心して作れると思います。石けんを作らない方でも、本を眺めるだけでも飽きないかもしれません。私の場合、この本を古本屋さんで購入したのですが、見ているだけでも飽きませんでした。
reasonable & practical |
私も前田京子さんの「 オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る『お風呂の愉しみ』テキストブック」でオイルの特性などじっくり勉強させてもらったクチですが、小幡さんの「優しい石けん」は、それを実践に移す上で参考になります。植物性の材料の方がいいのでしょうが、ラードやショートニングを使ったレシピは発想の転換となり、また、悩みどころだった石けんの硬さもしっかり補強され、満足しています。
実践する時のための本に最適です! |
精油を使った手作り化粧品などに興味を持ち、石けんも作ってみたくなりました。石けんの基本的な作り方はもちろん、精油のレシピも非常に参考になります。手作り石けんは、肌のためという、たおさんの考えに共感します。私は、今まで手作りの無添加石けんを購入していました。無香になれていましたが、やはり時々は、香りがあったらいいなーなんて思ったりもしていました。でも、香りがいいものは、ほとんど化学物質がはいっているので、あきらめていました。しかし、手作りなら好きな精油で香りをつけられることを知り、とても感激しました。肌にもやさしくて、香りも自由自在。精油の効果によっては、肌の症状も改善できたり、といいこと尽くめだと思います。ほんとに作ろうとしている人には、とてもわかりやすくお勧めですよ。
レシピ・写真集 |
とてもきれいな本でした。かわいいな、と思う石鹸も多数ありました。
でも、石鹸作りに興味のない人がこの本を読んだとして、「作りたい!!」って気になるのかどうかは、ちょっと不明。文章よりも写真がメインなので、石鹸作りにそれほど興味がなければ、「きれいだな」で終わるんじゃないかと思います。前田さんの「お風呂の楽しみ」程のパワーは感じられませんでした。
けれど、みなさんもおっしゃっている通り、こちらの本のほうが手に入れやすいオイルが多いし、前田さんとは少し違った作り方をしている部分もあり参考になるところも多かったです。
前田さんの本で、石鹸作りに興味を覚えたけどオイルが手に入らないという方、まだオリジナルレシピを作るのには躊躇する方、とりあえず石鹸を作ってみたいという興味津々な方にはお勧めです。
石けんつくりを自由にさせてくれた本 |
個人的なことでいうと、石けんを初めてにつくるきっかけは他の方の著作でした。その為、「オリーブオイル100%のキャスティール石けん」や「マルセイユ石けん」こそがいい石けんの代名詞だと思い込んでいました。植物性命で動物性油脂は悪と思い込んでいました。
小幡さんの本は、そんな凝り固まった思い込みをすべてほぐしてくれるような石けんがたくさん載っていました。
ラードも当たり前の感覚で使われているし、メインオイルもオリーブオイルだけでなくもっと身近なオイルも使っています。1つ1つのレシピと添えられた文章、綺麗な写真たちを眺めているうちに、今までの先入観がすべて解けて消えていき、もっと自由な発想で石けんを作れるような気持ちになりました。
勿論、初心者の方がはじめて手にする石けんの本としても最高です。載っている順に作っていくと、材料の調達もいい具合にバリエーションが広がりますし、1つずつ作っていくうちに自然に上達するのではないかと思います。