グルメ・料理・レシピ関連本紹介します。
友里 征耶

グルメバトル―前代未聞の飲食店評価

グルメバトル―前代未聞の飲食店評価 人気ランキング : 77682位
定価 : ¥ 1,470
販売元 : グラフ社
発売日 : 2006-10
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 1,470
マスヒロ氏と意見が一致してる店についても語ろうよ。

オカザワ氏も友里氏もかなりな金持ち、ってことだけはわかった。
友里氏などは「取材でなく自腹で食べる」ってなことをウリにしてるわけだが、一般人の懐具合とは全然違うわなあ。

ところで友里氏のお気に入りの店は、てんぷらの「楽亭」といい寿司の「ととや」といい、マスヒロ氏が(最初に)メディアで絶賛した店が結構多いんだよな。
マスヒロ氏と意見の合わない店ばかりを大きく取り上げ、意見の一致している店について何も語らない(前著で「さわ田」だけはコメントしてたが)のもどうかと思うが。

ところでマスヒロ氏の新刊「そんな食べ方ではもったいない」のタイトルは、友里氏へのあてつけと感じるのは私だけ?

JCオカザワの軽さと友里征耶のまじめさが好対照

レストラン批評としては、ベターな部類でしょう。他が店との癒着がひどすぎますから。

JCオカザワはこの態度ではそのうち顔がわれて、特別扱いで批評できなくなるでしょう
から(あるいは消えちゃうか)、そして友里征耶もそのまじめさゆえに長続きしそうに
ないので、今が旬ってところでしょう。

ほら山本益博だって登場時はパイオニアとしての面目躍如はあったわけですが、今では
すっかり賞味期限切れの醜態をさらしてるわけですから(それを楽しむ手はありますが)

それにしても今回の本は取り上げるレストランがいまいちすぎ。お金のかからない店で
がっかりしてもそれはそれ相応ってものでしょう。より高額店・有名店・新規店を中心
にとりあげるべきかと思います
(新規店に客が押し寄せて味が下がるようならそれはいずれそうなるわけですから、
批評・紹介者のせいとはいえないでしょう)

まぁ広告となにが違うのか分からない他の批評を読むくらいなら、この本を参考にされる方が
ずっとずっとましです。

何だ、この中身は

読んでいると、不快になります。特にオカザワの文章に対しては・・・
色々物議を醸すお店は有るでしょうが、オカザワ氏の文章の方も
問題のある書き方。カタカナを並べ立てて、判りづらい内容尚かつ
内容の無い書き方です。まるで「私は、一般人とは違って繊細な
舌を持った人間なんだから、読む人は心しろよ」みたいな感情が
ビンビン感じます。お店を批判する前に「貴方の考え方を」
考えた方が宜しいのでは無いでしょうか。
読むほどにオカザワ氏に怒りすら感じます。又、本の企画では
お互いの評価でお店の意見を述べると言いながら、お二人の
評価の比べ合いが載っていません。何なのこの本は・・・。

これは「バトル」じゃないでしょ?

これは「バトル」じゃないでしょ。

だってお互いに直接しゃべり合っているのは最後の「あとがきにかえて」の部分だけで、
相手が何書いてるのかわかんないまま原稿書いた、なんて言ってるんだから、
いったいどこがバトルなのやら。

やっぱり本当のグルメバトルとは、オカザワ氏や友里氏が料理人と直接に議論し合うことじゃないの?

友里氏はしみづ主人とのやり取りを自分の一方的な勝利のように書いているが、
まあこれは話半分として判断しなければならないだろうな。
だって裁判だってなんだって、物事は常に両方の言い分を聞いてみないかぎり
正確な判断はできないものだし、しみづ主人には彼なりの言い分があるだろうからさ。

買いました

サイドビジネスが出来ない公務員としては本を出せるのは羨ましいです。

なあなあヨイショ、つるんでだらだら店を持ち上げる本よりは読み甲斐があります。
行って感動、食べて感動なんて書いてあるものに限って中身がないのが事実です。
ごまかしや錯覚をおこす写真がないのもいいです。

好き嫌いは千差万別だから参考にはしません が、悪評の店にはかえって行きたくなりました。
ジャンルを広げて第2弾を書かれることを希望します。

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